古文語彙26

第26回  やむごとなし・みかど・おほやけ・うち・うへ・あてなり・あてはかなり・いやし・まどし・あやし

 

やむごとなし(止事無)→日本人にとって天皇は、自分の思いをストップさせて、相手を放っておくことができないほど格別であり、捨てておけない、やむごとなき存在の人である。

 

 

みかど(御門)→昭和、平成、令和と三代の天皇、みかど。 

うち(内)→天皇から、うちの上から勲章をいただいた祖父。 

おほやけ(公・大宅)→かぐや姫は天皇に、おほやけに手紙をさしあげなさった。 

うへ(上)→天皇、主君、将軍、奥様。大谷選手の活躍を天皇も、うへもお聞きになってお褒めなさる。

 

あてなり(貴)→(最上級レベルがやむごとなし・あてなりは一般レベルの貴族)上品で高貴な感じがする、あてなる正倉院の御物。 

あてはかなり→格の高さが感じられるような洗練された、品の良い、あてはかなる装飾品を好んで身につけており、他の人とは違っている。 

あてやかなり→都会では、気立てが優雅で、あてやかに愛らしい女性を求めても無理だろう。

 

いやし(卑)→下品な、いやしき言葉遣いをするし、身分も低い、いやしき男ではあるが心根はしっかりしている。 

まどし(貧)→まずしい。財産を持てば持つほど、それに気を取られて、危険が増して身を守ることが十分できずおろそかになり、まどし。

 

あやし(怪)→身分が低く卑しい、あやしき男が入っていった粗末で見苦しい、あやしき家から不思議な、あやしき光が漏れている。



 

2022年02月02日