古文語彙40
第40回 副詞表現
さらに→その秘密は決して言うな、さらにいふなかれ。龍の姿は全く見たことがない、さらにまだみず。
すべて→全くそのことはあるべきではない、すべてその儀あるまじ。
たえて→世の中に全くテストがなかったならば、たえてテストのなかりせば。
かけて→少しも心当たりがない、かけておもひよらず。
おほかた→水車は全く回らなかった、おほかた、めぐらざりけり。
つやつや→きれいさっぱり、完全に忘れていた、つやつやわすれてけり。
よに→決して劣らないだろう、よにおとらじ。
つゆ→少しも間違うことがなかった、つゆたがふことなかりけり。
をさをさ→冬枯れの風景は秋にはほとんど劣らないだろう、をさをさおとるまじ。
よも→ぐっすり寝ているので、まさかお起きにならないだろう、よもおきさせたまはじ。
いさ→貴方の心は、さあどうだかわからない、いさこころはしらず。
え→相談することなどもできない、ひとかたらひなども、えせず。
えもいはず→笛を言葉で言い表せないほど上手に(下手に)吹く、えもいはずふく。
えならず→中国の、なんとも言えないほどのすばらしい道具類、えならぬ調度ども。
な~そ→失敗を笑わないでくれ、なわらひそ。ここに来ないでくれ、なこそ。そんなひどいことをしないでくれ、なせそ。
ゆめ→決して他人に言うな、ゆめひとにいふな。全く知らない、ゆめしらず。
ゆめゆめ→決して女の人に近づいてはいけない、ゆめゆめにょにんにちかづくことなかれ。
あなかしこ→決して他人に語りなさるな、あなかしこ、ひとにかたりたまふな。