古文語彙24
第24回 はかなし・かひなし・やくなし・せんなし・いふかひなし・ほいなし・あじきなし・せむかたなし
はかなし(効果・量)→桜があっけなく、はかなく散る。
まだ合格もしていないのに、合格後の生活のことをあれこれ準備することは、何にもならず、はかなし。
近所の奥様たちの世間話は、はかなし。
かひなし(甲斐・効)→連れて行ってくれと泣きわめいたがどうにもならず、かひなし。
やくなし(益)→改めたとしても無益な、やくなきことは改めないのが良い。
せんなし(詮)→自分だけが違うと言っても、ママ友会の方針には逆らえず、仕方がなく、せんなきことだ。
いふかひなし→身分が低く、いふかひなきものが、大切な書類を言っても仕方がないほどに、いふかひなく破ってしまった。
ほいなし(本意)→ライバルに敗れ、第2志望の大学に進学することは、不本意で、ほいなし。
ほいあり→長年強く期待していた、ほいある大学に合格できた。
あぢきなし(味気)→度重なる増税に、国民はどうしようもなく不快で、あじきなく苦々しく思っている。
せむかたなし(為方)→失恋してたまらなく切なく、せむかたなく嘆き悲しんでいる妹を助けてやる方法がない、どうしようもない、すべなし。