古文語彙22

第22回  さがなし・わりなし・あいなし・あやなし

 

さがなし(性無)→生まれつきの善良さをなくした、無遠慮で手に負えなくてたちが悪い、さがなき中年おやじ。

 

わりなし(理)→歯の痛みは自分の力ではどうにもできず、わけのわからない痛みで、わりなし。

 

あいなし(合・愛)→怖い映画は初めからいやなのに無理に連れて行かれ、おまけに自分ばかり楽しんでいるような彼は、むちゃくちゃで、あいなし。

 

あやなし(文・綾)→夢で見たことは、筋が通らないことが多く、あやなし。 

 

 

あやめもしらず→恋というものは、もともと分別が付かず、正確な判断もできない、あやなきものである。


 

2022年02月02日