古文語彙30
第30回 います・まします・おはす・おはします・たまふ・たぶ・まうす・きこゆ・きこえさす・たてまつる・つかうまつる・まゐらす・たまふ・たのむ
います→貴族が笑っていらっしゃる、わらひいます。
まします→空から天女がくだりなさる、くだりまします。
おはす→仏様は尊くていらっしゃる、たっとくおはす。
おはします→そのときはまだ皇太子でいらっしゃった、おはしましき(き・過去)。
たまふ→姫が家を出なさる、いでたまふ。
たうぶ→姫が笑いなさる、わらひたうぶ。
たぶ→はやく返しなされ、かへしたべ。
まうす→恨み申し上げる、うらみまうす。
きこゆ→見つけ申し上げなさる、みつけきこえたまふ。
きこえさす→訪ね申し上げなさる、たずねきこえさせたまふ。
たてまつる→拝み申し上げなさる、おがみたてまつりたまふ。
つかうまつる→ほうこうしてさしあげる、奉公つかうまつる。
つかまつる→御送りし申し上げる、みおくりつかまつる。
まゐらす→頼み申し上げる、たのみまゐらす。
たまふ→出発あそばす、出でさせたまふ。(さす・尊敬)
太宰府に左遷させられておくだりあそばす、くだらしめたまふ(しむ・尊敬)。
たまふ(会話・手紙文・下二段→終止形なし→へ・へ・○・ふる・ふれ・○・見る・聞く・知る・思ふに接続)
誰かに話そうとは、思わせていただきませんので、思ひたまへねば。
思っておりますこと、思ひたまふること。
夢を見させていただいたよ、見たまへしかな。
たのむ(四段・頼りにする)→友人の車をあてにして、たのみて貯金する事に対し、いいかげんな気持ちが生まれる。
たのむ(下二段・頼みに思わせる)→期待していた馬が来れなくなって、はやく走るのを期待させない馬、頼みに思わせない馬が、たのめぬ馬が勝つ。